今年成立した文字・活字文化振興法によって読書週間初日の10/27と定められました。この法律の基本理念の一つには読書環境の充実が定義されています。
我孫子市では、公立図書館や学校図書館の蔵書冊数が残念ながら十分満たされていません。これまで議会でも取り上げてきましたが、環境整備の必要最低条件として蔵書の一層の充実を、今後もしっかりと訴え続けます

また、本市では学校での「朝の読書指導」や子どもたち向けの「読み聞かせ」など、子どもたちが本好きになるような事業を行なっています。今年11月からは、我孫子市民図書館のホームページでの所蔵図書などの予約、天王台北・新木近隣センターでの予約図書の貸出、といった新しいサービスも始まります。
しかし、そもそもの図書購入費が十分でないこと、家庭と連携させた読書指導のあり方や学校における司書教諭の配置など、まだまだ課題があるように感じます。文字・活字文化振興法にも定められた、地方公共団体の責務を果たすような行政運営を望みます。
最近は行政関係の本ばかりになっていますが・・・

