昨日は、自治基本条例審査特別委員会が開催されました。
異例の
追加議案として提出された、まちの憲法と位置づけられるこの
自治基本条例(案)は、議会としても慎重に対応すべきと、(通常は会派3人に1人の割合なので7名のところを)会派を代表した13名の議員で構成されたいわゆる「超・特別委員会」にて審議が行なわれました。
昨日10:00に開会されたこの委員会審議ですが、残り6条と総括質疑、採決を残し、22:30ごろに一旦閉会となり、
議会最終日の
明日(9/27)
9:00より再び会議が行なわれることとなりました

昨日の委員会における逐条審議では、各委員から様々な点で指摘がありました

細かい点は省かせていただきますが、制定に対する市民の関心が低いこと(他に優先すべき事業があるという市民の声が大きいこと)、条文内で市外の方を含む『市民』の用語の定義をしておきながら、各条項において意味が異なってしまっている初歩的な不備、現在法に基づいていない、つまり、法律に抵触する恐れがある条項が盛り込まれていること等、最高規範性をもたせるにはさらに練り直す必要があるのではないかとちの理は感じています。
各委員に対する市長執行部のご答弁も、理解し難い点が多く、私たち市民に
説明責任を果たしているとは言い難いものでした。
憲法と位置づけ最高規範性をもたせた条例を制定するということは、我孫子市の将来を左右するものであります。地方自治法等の改正や地方への税源・権限委譲が満足なものではなく、地方主権が完全とはいえない現在、この条例の制定を急ぐ必要はないと考えます。また、我孫子市のためではなく、この自治基本条例を制定させたいという方の自己実現のためではと疑問を抱いてしまうような条項を規定した条例では、安易に可決はできません。
この条例案の内容自体についてと、採決結果(可?否?それとも継続??)、その後の影響を、ぜひともご注目ください!
posted by 我孫子市議会議員 ちの理 at 10:24
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